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認定看護師の役割と活動

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各専門の知識を生かして活動するナースが多くいます。

高い知識や技術力を生かして、患者さんへのより良いナーシングを目指して活動しています。

感染管理認定看護師

img190130.jpg  感染管理認定看護師

“患者さんが安全に入院生活を送れるように”また“職員が安心して働けるように”をモットーとし、院内の医療関連感染を防止することを目指し活動しています。

実践

  • 感染症の発生状況を常に把握し、適切な感染対策が実践されているか日々の巡回で確認しています。
  • 医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、感染管理認定看護師がチームを組んで、院内の環境チェックや抗菌剤の使用状況確認などを行っています。
  • 看護部の各部署リンクナース(感染係)と協力しながら、毎月手指消毒に関する調査と問題点の抽出、改善策の提示などを行っています。
  • 近隣病院と連携し、地域の感染対策の向上にも努めています。

指導

  • 全職員対象の院内感染対策研修を行っています。
  • 患者さんと直接関わりのある看護職への教育は重要な部分であり、あらゆる場面で具体的な指導を実施しています。

相談

  • 各部署の巡回時に現場で相談を受けることができるよう、各職員との円滑なコミュニケーションを取る努力をしています。
  • 相談を受けた場合は瞬時に対応するよう心がけています。そして改善点があれば、ニュースレターの発行やマニュアルを改善しています。

皮膚・排泄ケア認定看護師

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 私が皮膚・排泄ケア認定看護師になりたいと思ったきっかけは、ストーマ造設後に排泄物による皮膚トラブルで困っている患者さんを受け持ったからです。
 どうにかしてあげたい。苦痛から助けてあげたい。そのためには、専門の知識が必要と思い、認定看護師になりました。現在はスキンケア外来でストーマ保有者の方のケアを行っています。
 専門の知識を得たことで、褥瘡などの創傷管理やストーマなどの排泄管理を実践するだけでなく、スタッフ・患者さん本人・家族への指導や相談を行っています。
 各病棟から1名の看護師が集まり、褥瘡対策NST部会を毎月開催しています。
やる気のあるメンバーたちが、常に患者さんの立場になり日々ケアに励んでいす。

がん化学療法看護認定看護師

ケア実施中3がん化学療法看護認定看護師

がん化学療法看護認定看護師は、抗がん剤治療を受ける患者さんが安心して継続的に治療が受けられるようサポートすることが主な活動です。

実践

抗がん剤治療を受ける患者さんやご家族に、安心して治療が受けられるように、治療の副作用や予防について説明しています。また、患者さんの話を伺いながら患者さんの苦痛を出来るだけ取り除いて、患者さんらしく生活ができるように支援しています。

指導

院内実技習得研修(がん看護)ではがん性疼痛看護認定看護師と共にどのスタッフも安全に適切なケアが出来るような実践的な研修を行っています。また、各病棟で抗がん剤の副作用などについて勉強会を行いスタッフの育成も行っています。

相談

毎週木曜日に外来化学療法室にて、患者さんやご家族から抗がん剤治療に対する不安や副作用についての相談に応じています。

がん性疼痛看護認定看護師

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 がん性疼痛看護認定看護師

がん性疼痛看護認定看護師は、がんの痛みに関する専門知識に基づいて、痛みを分析し、お薬やケアにより、がんの痛みを和らげることを目指して活動しています。

実践

がんの痛みでつらい思いをされている患者さんからお話を直接うかがい、担当の医師、看護師、薬剤師、その他医療スタッフと連携し、より良い緩和ケアを見いだせるよう努めています。

指導

がん患者さんの痛みをさまざまな角度から理解し、がんと闘う患者さんに必要な看護が提供できるよう、スタッフの育成に努めています。がん化学療法看護認定看護師と連携し、3回のコースでがん看護研修を行います。

相談

がんの痛みのコントロールに悩んでいるケースや、痛み止めによる副作用症状についてなど、主に看護師からの相談をうけ、解決に向け支援しています。また、患者さんやご家族からのご相談もお受けしています。

精神科認定看護師

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 患者さんが安心して治療を受けられるよう、精神看護の専門的な知識や技術に基づいて、より良い看護が提供できるように支援しています。
 精神的な病気を患っている人に限らず、入院による環境の変化や身体的な苦痛などがきっかけで、こころのバランスを崩す患者さんがいます。
 このような患者さんのケアを、精神科リエゾンチームの一員として協力しながら行っています。
 そのほか、看護上の困りごとの相談や、院内教育などの活動を行っています。様々な状況に対応する力を発揮して、多職種との連携や調整を行い、課題を解決することに、日々やりがいを感じています。