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センター長ごあいさつ

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柳内 秀勝

NCGM国府台病院・臨床研究・治験センター長

国立国際医療研究センター国府台病院は、肝炎・免疫研究センターおよび精神医療とくに精神救急と児童精神においてナショナルセンターとしての役割を果たすとともに、職員一丸となって地域に根ざした一般診療および総合診療の充実に努力しております。そして、当院が、国立研究開発法人として国民の健康に重大な影響のある疾患等に係る医療に関して研究等を行う責務を有することから、臨床研究の活性化を目的とし、2010年に上村名誉国府台病院院長により当センターは設立されました。そして、2014年より私がセンター長を拝命し今日まで至っております。

臨床研究・治験センターは、「治験管理室」「臨床研究支援室」より構成されております。「臨床研究支援室」および「治験管理室」の詳細に関しましては、独自のホームページがありますので、そちらをご参照ください。

臨床研究および治験支援体制の強化

国府台病院の特徴である肝炎免疫疾患・精神疾患および糖尿病を中心とした生活習慣病における臨床研究や治験のレジストリとして利用可能なシステムの第一歩として、「臨床研究支援室」が中心となって臨床研究の基軸であるデータベースを作成しております。本データベースは、臨床研究および治験における被験者選出のためのレジストリとして活用されています。このことにより、臨床研究の活性化および治験への迅速なエントリーの強化を目指しております。

公正かつ精度の高い研究の実現

最善で安全な医療の進歩には、科学的かつ倫理的に妥当な臨床研究の遂行が必要です。そのような臨床研究の実現のために、臨床研究に関する倫理指針や生物統計学に関するアドバイスを行っております。また、統計解析のためのパソコンを臨床研究支援室に設置しております。

臨床研究総合医の育成

国府台病院は、総合診療を志望する若手医師を対象として、臨床研究の初歩を勉強していただき、優れた臨床技能を有する「臨床研究総合医」の育成を目指しております。

臨床研究・治験センターのこれまでと今後の展望

『臨床研究・治験センター』の創設から12年が経過致しました。各部署の努力が実を結び、国内外に発信される研究成果も増えてきております。今後とも、みなさまのご支援を仰ぎつつ、全国の中小病院における臨床研究活性化のモデルとして確立するように頑張って行く所存ですので、よろしくお願いいたします。


2023年1月