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センター長ごあいさつ

センター長

 

柳内 秀勝

臨床研究・治験センター長

国立国際医療研究センター国府台病院は、肝炎・免疫研究センターおよび精神医療とくに精神救急と児童精神においてナショナルセンターとしての役割を果たすとともに、職員一丸となって地域に根ざした一般診療および総合診療の充実に努力しております。そして、当院が、国立研究開発法人として国民の健康に重大な影響のある疾患等に係る医療に関して研究等を行う責務を有することから、臨床研究の活性化を目的とし、平成22年に上村直実院長により当センターは設立されました。そして、平成26年7月より私がセンター長を拝命し今日まで至っております。これまで臨床研究・治験センターは、「治験管理室」「臨床研究支援室」「臨床研究相談室」より構成されておりましたが、平成28年4月より「臨床研究支援室」と「臨床研究相談室」を一体化し、研究支援の円滑化をめざしております。当センターの業務内容について簡単に紹介させていただきます。なお、「治験管理室」の詳細に関しましては、独自のホームページがありますので、そちらをご参照ください。

臨床研究および治験支援体制の強化

国府台病院の特徴である肝炎免疫疾患・精神疾患および糖尿病を中心とした生活習慣病における臨床研究や治験のレジストリとして利用可能なシステムの第一歩として、「臨床研究支援室」が中心となって臨床研究の基軸であるデータベースを作成しております。本データベースは、臨床研究および治験における被験者選出のためのレジストリとして活用されています。このことにより、臨床研究の活性化および治験への迅速なエントリーの強化を目指しております。2010年より開始しました外来通院患者のデータベースは、現在、10,000件にまで達しております。

 

公正かつ精度の高い研究の実現

最善で安全な医療は、科学的かつ倫理的に妥当な臨床研究を通してのみ可能となります。そのような臨床研究の実現のために、臨床研究に関する倫理指針や生物統計学に関するレクチャーを定期的に開催しております。また、統計解析のためのパソコンを臨床研究支援室に設置しました。今後、若手医師や医師以外の職種による臨床研究の活性化をめざし、倫理委員会の申請書類作成の指導なども行う予定です。

 臨床研究総合医の育成

国府台病院は、総合診療を志望する若手医師を対象として、臨床研究の初歩を勉強していただき、優れた臨床技能を有する「臨床研究総合医」の育成を目指しております。臨床研究支援室長(総合内科診療科長 酒匂赤人)および臨床研究相談室長(児童精神科診療科長 宇佐美政英)は、副医療教育・臨床研究支援部門長を兼ねており、医療教育と臨床研究の懸け橋となっています。全国学会や研究会で臨床研究の成果を発表する研修医や、臨床研究の指導を願い出る研修医も増え、今後の発展が期待されます。

『臨床研究・治験センター』の創設から6年が経過致しました。各部署の努力が実を結び、国内外に発信される研究成果も増えてきております。今後とも、みなさまのご支援を仰ぎつつ、全国の中小病院における臨床研究活性化のモデルとして確立するように頑張って行く所存ですので、よろしくお願いいたします。

平成28年6月