臨床研究

研究内容の紹介

B型肝炎患者における肝炎発症とHBV排除の機序の解明

内容 : B型肝炎ウイルスが体内から排除される免疫学的、ウイルス学的機序を解明する研究
期間 : 〜平成30年12月31日
担当:考藤達哉

慢性肝疾患における新規肝線維化バイオマーカーの探索研究

内容 : 慢性肝疾患の線維化診断に有用な非侵襲的マーカーを同定するための研究
期間 : 〜平成30年12月31日
担当:考藤達哉

C型肝炎ウイルス排除後の肝発がんに関与する遺伝子・エピゲノムマーカーの探索

内容 : C型肝炎ウイルス排除後に発症する肝がんのリスク因子を探索、同定し、診断マーカー、治療標的としての有用性を検証する研究
期間 : 〜平成30年12月31日
担当:考藤達哉

肝癌に浸潤する血管新生前駆細胞のTranscriptome(トランスクリプトーム)解析による治療標的の探索

内容 : 肝がんの発生、進展、転移に関与する血管新生に着目し、血管新生前駆細胞の遺伝子解析を通して、肝がんの診断、予後に関するマーカーや治療標的を同定する研究
期間 : 〜平成30年3月31日
担当:考藤達哉

ウイルス性肝炎・肝がん患者におけるプロバイオティクスを用いた免疫賦活法の開発

内容 : ウイルス・非ウイルス性肝炎から肝硬変、肝がんへ進行する過程で、腸管細菌叢や炎症刺激が関与する可能性がある。プロバイオクスによる免疫活性化の機序を解明し、慢性肝疾患への治療応用の可能性を評価する研究
期間 : 〜平成29年12月31日
担当:考藤達哉

ウイルス性肝炎からの肝発がん・再発における血管新生関連細胞の臨床的意義の解明

内容 : 肝がんの発生、進展、転移に関与する血管新生に着目し、血管新生前駆細胞の解析を通して、肝がんの診断、予後に関するマーカーを同定する研究
期間 : 〜平成30年3月31日
担当:考藤達哉

IFN-free経口抗HCV剤治療に係る公費助成を受けたC型肝疾患患者に関する全国規模のデータベース構築

内容 : 全国自治体肝炎対策担当部署の協力を得て、C型肝炎経口剤治療の実態と予後に関する調査を行いデータベース構築を目指します。
期間 : 〜平成34年3月31日
担当:正木尚彦

アジア・アフリカの開発途上国におけるウイルス肝炎対策に関する実態調査

内容 : タイ、ベトナム、エジプト、ネパールにおけるB型、C型肝炎の疫学調査を行い、抗ウイルス療法による治療介入の実態を明らかにする基盤研究です。
期間 : 〜平成30年3月31日
担当:正木尚彦

日本人原発性胆汁性肝硬変の発症・進展に関わる遺伝因子の
網羅的遺伝子解析(Genome-wide association study;GWAS)

内容 : 日本人原発性胆汁性肝硬変の遺伝子解析
期間 : 〜平成30年3月31日
担当:村田一素

肝機能不良合併進行肝細胞癌に対するDeferoxamine動注療法の有効性と安全性に関する研究: prospective randomized study

内容 : 鉄キレート剤を用いた肝がん治療の効果や安全性を非投与群と比較検討する
期間 : 〜平成29年3月31日
担当:今村雅俊

B型肝炎ウイルス感染の病態別における宿主遺伝因子の探索研究

内容 : B型肝炎ウイルス感染による様々な病態の発症に関わる遺伝要因の同定を目指す研究
期間 : 〜平成32年5月31日
担当:西田奈央

肝がんなどの組織サンプルを使用したゲノム研究

内容 : 肝がん組織におけるゲノム構造解析を実施し、肝発癌に関わる遺伝要因の同定を目指す研究
期間 : 〜平成32年5月31日
担当:西田奈央

B型急性肝炎発症後の遷延化及び慢性化に関与する

内容 : 急性B型肝炎・遺伝子型A型の慢性肝炎患者さんの宿主因子解析
期間 : 〜平成29年3月31日
担当:是永匡紹

非発癌高齢慢性肝疾患からみた肝発癌促進の宿主因子・HBV既往感染の検討

内容 : 肝炎ウイルスや生活習慣病を合併しても 肝硬変や肝がんを発症しない原因を遺伝子解析とB型肝炎ウイルス感染の有無から解明する研究
期間 : 〜平成30年3月31日
担当:是永匡紹

糖代謝異常に伴う肝疾患増悪因子に関与する宿主因子と糖関連マーカーの解析

内容 : 糖尿病を合併例は肝発がんの危険が高く、その遺伝子因子を解析する研究。統合内科との共同研究。
期間 : 〜平成30年3月31日
担当:是永匡紹

肝疾患病態指標血清マーカーの開発と迅速、簡便かつ安価な測定法の実用化に関する研究

内容 : 肝臓の硬さ・肝がんの早期診断などの新規マーカーを少量の血液から、糖鎖解析によって行う。すでにM2BPGiという線維化マーカーを開発し保険収載されている
期間 : 〜平成29年3月31日
担当:是永匡紹

薬剤耐性変異株測定によるIFN free経口抗HCV剤の治療効果

内容 : C型肝炎ウイルスに対する経口治療薬投与に関して問題となる薬剤耐性変異株を測定し、その要因を解析する研究。薬剤耐性株測定結果は同意した方にはお教えします
期間 : 〜平成31年12月31日
担当:是永匡紹

IFN free経口抗HCV剤による肝発癌抑制効果と予後に関する研究

内容 : C型肝炎ウイルスに対する経口治療薬やインターフェロンにてウイルス排除された患者さんの肝発がん数を約10年間経過観察する研究。経口剤でウイルス排除された方、IFNでウイルス排除をされた方のご協力をお願いします
期間 : 〜平成36年12月31日
担当:是永匡紹

脂肪肝患者における体成分分析機器を用いた食事療法と運動療法の併用効果に関する研究

内容 : 脂肪肝と診断された患者さんに栄養指導のみならず、運動療法を加えることで、体重減量効果や骨格筋量増加などが促進し脂肪肝が改善するかを比較する研究。(栄養部主体でリハビリテーション科・消化器肝臓内科・統合内科との共同研究
期間 : 〜平成30年6月30日
担当:是永匡紹

肝疾患相談・支援センター相談員研修会のプログラム開発に向けて −研修会参加者の課題より−

内容 : 質の高い研修プログラム開発に向け、肝疾患診療連携拠点病院 肝疾患相談・支援センターの相談員が日常業務の中で直面する課題についての研究
期間 : 〜平成29930
担当:北山裕子      
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お問い合わせ先:肝疾患研究部長 考藤達哉 
電話:047−372−3501、E-mail:kantot@hospk.ncgm.go.jp

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