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光トポグラフィー検査のご案内

はじめに

光トポグラフィー検査は、平成21年より厚生労働省に先進医療として認められ、限られた医療機関で実施されていました。そして、平成26年4月からは「抑うつ症状の鑑別診断の補助に使用するもの」として保険診療で受けられるようになりました。

注:厳格な施設基準のため、保険診療で光トポグラフィー検査を実施している医療機関は少なく、千葉県内では当院を含めて数施設しかありません。(平成27年4月現在)

光トポグラフィー検査の目的

光トポグラフィー検査は、問診による診断をより確かな診断に近づけようとするものです。この検査で得られた結果をひとつの手がかりとして今後の治療をより適切なものにするために役立つと期待されています

注:あくまで補助的なものです

対象となる患者さん

うつ病として治療を受けている患者さんです。ただし、治療抵抗性であること、統合失調症・双極性障害が疑われる症状を呈すること等により、うつ病とそれらの病気との鑑別が必要な方が対象となります。統合失調症や双極性障害、脳器質的疾患に起因するうつ症状(たとえば脳梗塞後の抑うつ)の患者さんは対象外となります。

実際の測定

この検査は検査用の帽子を被り、頭部に近赤外光を当て、言語流暢性課題(前頭葉機能を図る検査)を行う際の脳の血流状態を測定します。検査は音声指示に従って、言葉を言ってもらう簡単なもので、1時間程度で終わります。

危険性

使用する近赤外光は曇りの日の1/3程度の弱い光を使用しています。副作用等の有害事象の報告はありません。

光トポグラフィー検査を行うにあたっての注意点

  1. 現在、6割から8割の精度で臨床診断(うつ病・双極性障害・統合失調症)を示唆する結果がでていますが、精神疾患の有無を確定したり、診断名を証明したりするものではありません。
  2. 臨床診断を自動判定するものではありません。
  3. 治療効果はありません(病状が改善することはありません)。
  4. 計測不良で判定が困難なこともあります。

光トポグラフィー検査の料金

1回5,000円から5,800円になります。自己負担3割の方であれば、実際の支払いは1回2,000円弱となります。ただし、当院初診の方は初診料や診察料及び必要に応じて血液検査や心理検査等の費用が別途必要となります。

光トポグラフィー検査の受け方

当院精神科及び児童精神科に通院中の方は主治医にご相談ください。それ以外の方(下記)は当院精神科初診外来を受診し、担当医にご相談ください。検査のみはご案内しておりませんのでご了承ください。

注:当院精神科初診の仕方は「受診の仕方」をご覧ください。

当院精神科 初診まで

  • かかりつけ医がある方は検査について主治医に相談の上、紹介状を持参してください。

初診

  • 初診担当医による診察を受けてください。
  • 担当医の判断で心理検査や問診票、各種検査も併せて受けていただく場合があります。
  • また、担当医の診断で検査の対象でないと判断した場合は検査が行えない場合もあります。

検査当日

  • 初診日以外で日程を設定いたします。現在は水曜日のみ行っております。
  • 特に準備していただくものはありません。

検査結果の説明

  • かかりつけ医へ戻る方には診療情報提供書の形で主治医へ送付いたします。
  • 以後も当院に通院される方は外来主治医から説明を受けてください 。