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病院長挨拶

平成31年4月

国立国際医療研究センター国府台病院  病院長 青柳 信嘉(Nobuyoshi Aoyanagi)

aoyanagi_photo1.jpg 国府台病院は明治初期の教導団兵学寮病室に礎石の端を発し、いくつかの変遷を経て平成20年4月に国立国際医療センターに組織編入されました。その後、法改正に伴い平成27年4月から国立研究開発法人国立国際医療研究センター国府台病院となり今日に至っております。国立国際医療研究センター(NCGM)は本邦に6つある国立高度医療研究センターの1つであり、国立研究開発法人として最大限の研究開発成果の確保というミッションを課せられております。私ども国府台病院はNCGMに所属する総合診療機能を有する病院の1つとして、通常の診療と同時にこのミッションを遂行することも求められています。当院の敷地内には研究所所属の肝炎・免疫研究センターが併設されており、NCGMの重要な使命の1つである感染症研究の一環としてウイルス性肝炎の研究を行っております。同研究センターは開設から現在にいたるまで数々の高い研究実績を残しており、ウイルス性肝炎の治療で世界のトップランナーとしての地位を確立しております。そして、その研究成果を臨床の場で最先端の肝炎診療として皆様に還元させていただいております。これは私ども国府台病院の基本方針の1つである診療と研究を統合した医療の実践の適例であると考えております。

 当院は急性期の総合病院として質の高い医療を提供するようこれまで努めてまいりました。特に消化器疾患診療、総合内科診療、精神科診療で高い実績を積み重ねております。消化器領域では内視鏡下の粘膜下層剥離術(ESD)、腹腔鏡下手術、肝癌のラジオ波焼灼療法(RFA)などを中心に豊富な診療経験があり、総合内科では多彩な症状を呈する内科疾患を専門分野の枠を超えてワンストップで対応できるよう心がけております。また、精神科救急と児童精神科もこれまでの実績を引き継いで質の高い診療を継続しております。脳神経外科と整形外科もこの4月から新たな診療チームを招聘して診療体制を整備、強化したところであります。特に脳神経外科チームは脳梗塞の血管内治療に豊富な経験を有しており、超急性期の脳血栓回収術など最先端の脳卒中診療を提供できるようになります。さらに、救急科もNCGMセンター病院で救急診療経験が豊富な医長を迎え、地域の救急診療に貢献できるよう診療体制を強化いたしました。

 また、当院は地域に開かれた総合病院として地域医療連携にも重点的に取り組んでおります。平成29年には近隣の医師会や病院の先生方のご協力を得て、東葛南部医療圏の地域医療支援病院に認定されました。この地域医療支援病院としての使命を果たすべく、今後とも病診連携、病病連携のさらなる拡充とこの地域の健康福祉の増進にむけ、職員一同が一丸となって取り組んでまいります。

 国府台病院の目指すゴールは、患者さんを中心とした高い水準でのチーム医療の実現です。すべての診療科において各専門医と病院スタッフが相互に有機的に連携して、患者さんを第一に考えた良質で安全な診療を提供するようこれからも努めてまいりますので、今後とも引き続き皆様方のご支援ならびにご理解のほど何卒宜しくお願い申し上げます。