上記の目的を達成するために、2016年9月1日より肝炎DS事業(図1)を開始しています。
日本全国の試料提供施設から生体試料と臨床情報を受け入れて、ゲノム解析の結果得られるリスク診断や予後予測の結果を肝炎DSに登録します(図2)。生体試料と臨床情報を登録した医師は、肝炎DSから診断結果を知ることができます。肝炎DSに多くのゲノム解析データが蓄積することで、リスク診断や予後予測の精度が向上しますので、医師や患者にとっても大きなメリットが生まれます。さらに国内学会との連携や、国内外の研究者のデータ利用により、ゲノム医科学研究の進展にも大きく貢献することを期待しています。
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